統合のために必要な「成長」のカタチとは
統合のために必要な「成長」って、イメージングも必要なのかもしれません。
私は、今もですが、成長というのは螺旋状のように成長するのだと思っています。
・人は螺旋状に成長をする
トンビや鷹は空高く上がるために、どのようにして空高くあがるのか知っていますか?
彼らは真っすぐ上には飛べません。自分で低空飛行を続けながら上昇気流のあるポイントを探します。自分で上昇気流があることに気づいてそこの場所にとどまって、何度も何度もクルクルと同じ場所で回りながらやっと上昇していきます。
私は空を飛ぶグライダーという飛行機に乗っています。
トンビや鷹と同じ原理で上昇気流を捕まえて上に上がります。
空を飛ぶたびに思うのは、人もやはり同じなのだろうと、この自然には摂理や原理、法則というのがあって、私たちは結局その中で生きているのです。
自然の中にいると、その変えられない摂理を教えてくれます。
私たちは精神的にも螺旋状に成長すると思っています。
私たちはさまよい(辛いとか苦労とか)ながらポイント探して見つけ(気づき)、上に上がろうと努力(変容と受容)するのだと。
ただ、螺旋状というのがポイントで急上昇ではないということです。
上がりきるまでその場で回り続けないと上がれないのです。
ツインとの課題に取り組んでここまでくる中で、よくこういう風に思いました。
要は、気づきがあったとしても、
そこで上がりきるまで受容と変容を繰り返さないと成長しきることはできない
ということです。とことん、自分自身と向き合い、取り組み続けるしかないのだと。
・気づきを得るたびに旋回を繰り返して成長をする
私も統合をしましたが、まずここまで来るまでに本当に必死でした。
ただひたすら飛び続けて、気づきを得る度に上に上にと旋回し続けてきました。
何度も諦めそうになってはまた旋回し直し、軌道修正しながら必死に飛んできた。
ただそれだけです。
統合直後も彼とのことで泣き暮らして1週間くらい塞ぎ込んで、これが統合なら、何のためにここまできたのだろうかって思い詰めて、統合したと言うまで数週間かかりました(笑)
今もまだひたすら飛び続けている、ただそれだけです。
・何のために飛び続けるのか?
辛くなって、降りて逃げたくなるときもまだ正直よくあります。
でも、その度に思うのは、じゃあ自分は彼のためにやってきたのか?と。
いや、そうじゃない、自分は自分のためにこの課題と向き合うと決めた。
彼とはうまくいってもいかなくても残りの人生自分らしく花を咲かせる、自分らしくやれたって笑って死ねればいいかーって。自分のためにやると自分で決めた。
ただそう励ましながら、自分のために飛び続けるしかないのだと。
限界点まで上昇したらきっと美しい世界が見えると信じるだけです。